rolfinger.com The Art of Yield ROLFING.Asia updated 2017-04-06

1963年1月5日生。Famiy(愛妻&息子,犬2,猫2,陸亀1)

1998年米国コロラド州のThe Rolf Instituteよりロルファー(RolferTM)として公式認定され、Rolfing の個人セッションを開始。1999年にワシントンD.C.にて,Rolf Movement® practitionerとして認定,Rolf Movement Integration セッションを開始。以後はフルタイムでプラクティス。2002年にはL.A.にてAdvanced Rolferとして認定される。2009年12月The Rolf Institute®のRolfing movement Faculty(ロルフィング ムーブメントの教員)となる。

身体の変化を最大限に引き出すためには,受け手の身体が安全と感じ,内側から外に対して開いていくための,特別な "場”が必要です。この "場 "の形成と,実際に用いるタッチのクオリティが最も大切だと考えています。この2つがうまく揃ったときに,受け手の身体は,ひとりでに変わろうとします。そこには,強制的な圧力は必要ありませんし,無理に変えようとするエゴも存在しません。身体の精妙な知性と対話しつつ,物理な力は最小限にして,変化を引きだそうとするのが私のロルフィングのスタイルです。


身体の知性や受け手の力とプロセスを信頼するとき,タッチはより繊細となり,コアからの微細なうねりを伴う自発的な "動き" と共に自由さを取り戻していきます。


1994年 Jim Asherによる Cranial Sacral Level 1修了
1995年 同氏によるCranial Sacral Level 2 修了
1995年 Rolf InstituteのFoundations of Bodywork 修了
1997年 Basic Rolfing training Unit 2修了
1998年 Basic Rolfing training Unit 3修了 ロルファーとして認定
1999年 Rolf Movement certification training in Washington D.C. 修了 ロルフ・ムーブメントプラクティショナーとして認定.
Liz Gaggini&Ray McCollによるSpinal Biomechanics ワークショップに参加
2000年 Michael SalvesonによるSpinal Biomechanicsワークショップに参加
Dider Pratt D.C.による内臓マニピュレーション : 胸郭クラスに参加
Liz GagginiによるVisceral manipulation :Digestive systemクラスに参加
2001年 Dider Pratt D.C.による内臓マニピュレーション : 泌尿器・生殖器系クラスに参加
2002年 Jan Sultan & Michael Salveson による上級トレーニングに参加    Advanced ロルファーとして認定


2001年第一回東京Unit 1トレーニングのassistant instructor。
2005年東京Rolf Movement認定トレーニングの assistant instructor。
2006年東京Unit 2 Principlesクラスの assistant instructor。
2007年東京Rolf Movement認定トレーニングの assistant instructor。
2008年京都Unit 1のMovement Instructor。
2008年10月コロラド州BoulderのThe Rolf InstituteにてUnit 2 Principlesクラスにてco-teaching。
2009年1月の京都Unit 2のPrinciplesクラスのassistant instructor
   及び秋には,Pedro Prado氏の監督下でソロでムーブメントワークショップ。
2009年〜2014年Rolf Movement認定ワークショップを計16クラス(64CE単位)提供。
詳しくは,過去のクラス〜2014
2013年と2014年Caro Agneessens女史による,CranioSacral BiodynamicsのLevel 1と2のクラスをアシスト。
2013年 Rolf Instituteの教授会で自身のYieldワークを紹介。
2014年 アリゾナ州フェニックスにて3日間のワークショップ。教員クラスのロルファーにYieldワークを教える。
2015年Jon Martinの神経マニピュレーションLevel 1のクラスをアシスト。
2015年 カリフォルニア州サンタクルーズにてRolf Movement認定ワークショップ。18名の北米ロルファーにYieldワークを教授。


1987年島根大学農学部農芸化学科卒,修士課程修了。落合英夫先生,柴田均先生,澤義弘先生を教官とする生物化学研究室に学ぶ。応用的に遺伝子研究できる学科が農芸化学だったのと,高校時代に雑誌”科学朝日”に落合教授のらん藻電極の掲載記事に惹かれた縁で選んだ。
卒論は,好温性藍藻Phormidiumのプロトプラスト化と再生に関する研究。藍藻プロトプラストの再生は他に例がなかったが,うまく苦労の甲斐あり成功!
修論は,Study of transformation on cyanobacteria。
広島大学工学部発酵工学科の福井作蔵先生に憧れ,博士課程に進む気持ちが大きく膨らんでいたが,入社試験に合格したため就職へ。
1987〜'95年(株)林原生物化学研究所 藤崎研究所にて、研究員として勤務。主な研究テーマは,血小板造血,新規生理物質の検索。
研究職を選んだ理由は,農水省の研究技官だった父の影響が大きいが,憧れのヒーロー仮面ライダー本郷猛が研究者だったことによる影響も否定できない。  

14才のとき交通事故に会う。歩行中車に追突され空中に投げ出されたが,奇跡的に道路横の草むらに着地。骨折はなく全身打撲,2週間は全く動けず。それが結合組織のネットワークに相当な歪みを与えたと考えられる。そのことにより,バランスが崩れたことが,身体や健康に興味を持つけっかけになったと思われる。数秘術のキャロル・アドリエンヌ氏曰く,このできごとが,Rolfingをしていく流れに私を引き込んだらしい。また,幼少時に極端なO脚だったらしく,ある医者は,大腿骨を切断する手術を勧めたそうだが,親がそれを鵜呑みにせず,センカンドオピニオンを別の医師に求めたところ,手術の必要なしとの診断,後者の意見を取り入れてくれたことに感謝している。医者いらずの生活が理想である。


林原生物化学研究所在職中にBi-Digital O-Ring testの第一人者である下津浦医師との共同研究プロジェクトに関わり,身体に対する微細な働きかけが奇跡的な治癒につながる現場を目の当たりにする。様々なワークショップに参加する過程でロルフィングと出会い,Advanced Rolfing InstructorのJim Asher氏が教えるCranial workのワークショップに参加。実際に自分の手を通してワークする喜びを体感し,転職を決意。まずBodyworkの基礎を学ぶため,The Rolf InstituteのUnit 1クラス(Foundations of Bodywork)に参加(1995)。帰国前に受けたRolfing Movement Integration に強い興味を持ち,RolferよりむしろMovement practitionerになりたいと思う。Rolfingトレーニングはゆっくり時間をかけて終える方がいい場合もあるというUnit 1のインストラクターTil Luchau氏の言葉を頼りに約1年半の期間,微細なワークを探求。慢性的な痛みを抱えるプロテニスコーチ等への実践を積む。


Unit 1後の探求を通じて,ワーク自体のゴールや意図の必要性を痛感する。1997年夏Unit 2のため再びボルダーへ。受け手のフィールドを尊重するLael KeenとMovementの大御所Jane Harringtonから,ラポールを重視するロルフィングを学ぶ。帰国後,Unit 3参加に必須の論文を作成。審査してくれたのは,Advanced Rolfer の Jeffrey Burch。彼は評価がかなり厳しいreaderとのことだったが,論文の審査は無事一発通過。Unit 3は,Patric EllinwoodとUnit 1の Anatomyを習ったJon Martin (2007年Oprah showに出演)がインストラクター。1998年4月30日ロルファーとして認定される。Jon Martinとは,日本でロルフィングトレーニングを5年後開催するという約束を交わす。(実際には,3年後に実現)。

Unit 2 with Jane and Lael

Unit 2の仲間たち

Unit 3 graduation with Patric and Jon

Unit 3の卒業式(中央Patric Ellinwood講師とJon Martin准講師)

Rolfingプラクティス開始後の1999年夏に待望のRolfing Movement teacher養成トレーニングが,ワシントンDCで開催される。講師は,Rebecca Carli-MillesとCarol Agneessens。アドバンスロルファーも複数参加していたが,"このクラスはもう一つのアドバンスクラスだ"という高い評価だった。カリキュラムも大きな転換期を迎えていたらしい。Carolという偉大な教師との出会いが大きな収穫となる。とにかく,Rolf Movement Integrationを正式に提供できるようになったことが嬉しかった。

クライアントとしてきてくれた方々から,ロルフィングトレーニングを是非日本で開催してほしいという声があがり,能楽師の安田登さんと看護師の中村直美さん等が中心となって,実現に向けて動き出したのです。Jon Martinとの約束,'98年から5年後開催という漠然とした夢が,3年後に現実化しました。当初はまだ認定までのプロセスに論文提出という日本人にとって高いハードルがあったにも関わらず,高いモチベーションを持った方々が集まりました。以後日本で数回に渡りトレーニングの開催につながっていくことになります。  

2002年,LAサンタモニカで開催されたAdvanced classに参加しました。講師は,Jan Sultan, Michael Salveson,アシスタントにTessy Brunghart。現地入りして,サンタモニカのダウンタウンを歩いていると,突然アラニス・モリセットがライブを開始して,迎えて?くれました。


RolfingインストラクターのCarol Agneessens先生から詩をプレゼントされました。2007年のムーブメント認定コース中の田畑のデモを観ているときに言葉が降ってきたそうです。素敵なpoemなのでご紹介します。

The Weaver of Silk

The delicate weaving of silken flesh

A tapestry of body's wear
Hands nimble and knowing
Which threads to weave and which threads to leave.

Intelligent hands sensing the whole
Seeing implicit beauty, a flower unfolding
Dowsing for waters of life giving mystery
He touches a soul's depth.

You, my friend, are a master weaver
Humbly threading healing alchemy
Spaciousness of breath, bone and gesture
The body of liquid crystalline glows.

Anchoring resilience within the matrix
Gravity’s flow between heaven and earth
My body aligns with grace and ease
Opening to the call of the muse
Giving thanks for the silence in which to listen.


To Hiro
Tokyo movement training 2007
With love from Carol

Carol他,敬愛するインストラクターのアシストをしたいことから,クラスをコーディネイトし始めたところ,恩師であるCarol Agneessensの薦めにより,Rolf Institute®の教員を目指すことになりました。クラスのアシストはこのプロセスの一部となります。

アシスタントインストラクターとして

2005年Rolf Movement認定トレーニング with Carol Agneessens in 東京
2006年Unit 2 Principles week with Jane Harrington in 東京

2007年Rolf Movement認定トレーニング with Carol Agneessens in 東京

2008年Unit 2 Principles week with Rebbecca Carli-Mills in Boulder

2009年Unit 2 Principles week with Lael Keen in 京都

Solo class with supervisor

2008年 Unit 1 Movement part with Marius in 京都

2009年 Rolf Movement workshop with Pedro Prado as a supervisor in 東京

2009年12月22日付けで,The Rolf Institute®のFDRBより,Rolf Movement部門の教員として認定されました。これにより,Rolfing trainingのPrinciplesとRolf Movement practitioner認定トレーニングを教えることができるようになりました。指導してくれたCarol Agneessens先生の後押し,そして,私がアシスタントとしたクラスに参加生として同席して頂いたロルファーの方々のお陰です。トレーニングを開始した時には,ロルファーになれるのかどうか不安だった自分が,いつの間にかいろんな人たちの助けを借りながら,教える側になるとは夢にも思いませんでした。

2001年のムーブメントトレーニングで学んだ”イールド”という原初的な動きを用いて,発展させ,10シリーズロルフィングへの応用を考えました。最初は,あまり強い圧力を加えられないクライアント向けに提供することを考えていたのですが,通常のクライアントに対して,この方法を用いると,筋膜解放のテクニックなどのダイレクトなやり方でワークするより,変化の持続性や深い体験を伴うことがわかってきたのです。強い圧力で調子を崩しがちな自分にとって,自分が受けたいことを他者にもできるようにワークしたいという発想がベースになっています。

2013年にはアリゾナ州フェニックスで,エネルギーワークのような繊細なワークを指向するRolf Instituteの教員に対して,このイールドワークを紹介する機会を得ました。上級教官のJeffrey MaitlandやRay McColl,Movement教師のMary Bondやロルファーですが鍼灸大学で教鞭を執るSara Bayerなど早々たる顔ぶれでしたが,このワークに対して深い共感を示してくれたのは,身に余る光栄な体験でした。

2014年には,恩師Carol Agneessens先生がコーディネイトにより,前年の教授会の参加者を中心に,昨年と同じアリゾナ州フェニックスで第一回目のイールドワークのクラスでを教えることになりました。Rolfing10シリーズのうち1〜5回目のセッションをイールドのタッチで行う内容です。

2015年春には,場所をカリフォルニア州サンタクルーズに移し,前年の参加メンバーに新しい参加者を交えた18名のロルファーに対して,Rolfing 10シリーズのコアセッションにイールドタッチを適用する方法を紹介しました。また,このワークショップは,Rolf InstiuteのRolf Movement認定トレーニングとして承認されたクラスで,日本人教員による,米国での最初の公式ワークショップでした。




メアリー・ボンド先生にクラスの告知文を好意で編集して頂いたのですが,その時にアートの要素が強いためでしょうか,以来このワークは,The Art of Yieldと呼ばれるようになっています。