10シリーズロルフィング終了してから様々過程を経て変化された方のこれぞロルフィング体験体験記一覧に戻る

田畑先生 お久しぶりです、こんにちは。

2008年の夏にロルフィングを受けました、OOOOと申します。
その節は大変お世話になりました。

2年経ちまして、今改めて、これはロルフィングを受けたことでの変化ではないか?と気付く事がありまして、メールを書かせていただきます。

 先生のところへ通所した当時は、人生いたるところが混乱していて、本当に無秩序で、体も心もなんとか保っているような状態でした。
ロルフィングには、毎回這うようにお伺いしていて、正直自分が一体、何をしていただいているのかにも、全く意識が向けられないような状態でした。
最後の治療からの3ヶ月は、体調に目立った変化はありませんでした。

それから半年がたって、自分の体が変わり始めていることにようやく気付きました。
全然起きれずにいた過眠が、いつのまにか正常になっているっこと、動悸息切れが起きなくなっていること、気管支炎の消滅、アトピーの改善などなど、
とても緩やかに、しかし確実に起きていた変化に、やっと実感が伴い始めました。

ロルフィング後、心は一旦とてもヘビーな状態になりました。
今まで麻痺していた感覚が蘇るにつれて、痛みや苦しみも感じるようになったからだと思います。
そこからは一年ぐらい、精神的にすったもんだで、どうにか過ごしている間にも、
自分でも不思議なくらい、体はどんどんどんどん、元気になっていきました。
毎年罹っていたインフルエンザにも今年はならず、風邪もひかなくなりました。

そして、今年の3月くらいから、驚く変化がありました。

一切、特別なダイエットやトレーニングをしたわけではないのですが、
食習慣が自然に大きく変わり、砂糖や油など、急にあまり欲しくなくなり、
そうこうするうちに、体重が二ヶ月で5キロ減りました。
そして、そこから、どんどん、全身が筋肉質というか、とても引き締まってきました。
100メートル走れば息が切れていたのに、今は6キロのジョギングを楽しんでおります。
事故をした足が痛む事もありません。
もちろん、歩きすぎた日に不調を訴えることはあっても、そのサインを逃さなくつかめるようになりました。

今は、本来こんなに素敵な体だったんだなぁ、と嬉しさを噛み締めています。

そして、初めてわかったこと。

「これが、健康っていうやつか・・・」

慢性的な不調に慣れきっていた自分は、当時、思うように動けない自分を、とことん責めてました。
でも、今、こうして健康になって、改めて、あの頃は本当、病的な状態で、その中で必死やったんやなぁ、と認めることができました。

そして、この感覚の変化が精神的にも、変化をもたらしています。
体同様、心も、本当に歪んだまま必死の状態だったのだなぁ、と認められる優しさが芽生えてきました。

正直、今まで受け入れて来なかった自分を受け入れていくプロセスは、とてもキツイです。今までの、“混乱”とは違う、とても強烈な苦しさがあります。
でも、それを体が受け止めてくれるというか「ドンと来い」と言ってくれているような頼もしさを感じるのも事実です。

痛みの奥に、それでも、これが自分なんだな、というか
そういう一体感を、ようやく感じ始めている今日この頃です。

先に体、次に心、そして生活・・・
そんな風に、私は変化していくのかな。
そのように感じています。

体が見せてくれた変化が、きっと今、心にも起きているんだ。
そう思うと、希望を感じます。

病的な状態からの回復というのも、まさに自立なんだな、と思いました。

私は、この一年で、今まで必死に無理をしてしがみついていた生活や人間関係、仕事を手放し、自分をゼロ状態へと戻していました。

体と心の変化から、新しい復興を創り上げられるよう、これからも丁寧に意識を向けて、自分を育てようと、感じます。

田畑先生には本当に感謝しています。
ただ、ロルフィングが本当にすごいなと思ったのは、
「この健康は私の体が創りだした」という実感を得られている事です。
もちろん、治療をしていただいたのですが、本来の力を取り戻したという感覚が強いです。
この自立心が、本当にすごいと思います。

こうやって得られた健康を、自分で維持していけるよう、
いずれ機会を作って、ロルフムーブメントを受けたいと思っています。

この健康を田畑先生にも見ていただきたいです!

ありがとうございます。

OOOO